秋期情報処理技術者試験 システムアナリスト受験レポート

今回の会場は国立の東京テクニカルカレッジ。
下見に行かなかったので余裕を持って出発しようと5:30起床。
色々準備をして6:15頃出発。
で、8:00に到着してしまった。
まだ会場の準備中。
それでもちらほら受験者が集まって来ている。

部屋はかなり小さなものがあてがわれた。
受験した部屋は44人。
他の部屋も同じ感じだったが、2部屋だけ大教室があてがわれていた。
机は2人掛けのものを2つ並べた4人掛け。
真ん中だったが隣の受験者が現れなかったので割と広く使えた。
あてがわれた部屋での受験者数は22人。
試験全体の統計によると申込者に対して受験者は約半数なので統計通りともいえる。

<午前試験>
アナリスト、プロマネ、アプリケーション共通問題。
多肢選択式で55問。
毎年出題されているような問題もあれば久しぶりな問題。
そして少しの新しい問題といつも通りではあったが、
計算問題が去年よりも多く出題された。
また、PERT図を使用した問題が2問、人月計算の問題が2問と
同じような問題が一度に出題された。
これまで同じ系統の問題が重なって出題されることはなかったのだが、
この試験はIPAからのメッセージという面を考えると
スケジュール管理が原因のトラブル事例があったのかもしれない。

今回の試験では何年かぶりに試験時間いっぱいまで使ってしまった。
やはり計算問題が多いのが影響したようだ。

さて、すでに試験センターでは問題と午前問題の解答が公開されている。
ということで自己採点。
55問中44問正解なので正解率80%。
午前は突破した当たり前とはいえ、やはり7割を超えていると安心できる。

<午後I試験>
4問中3問選択。

問1:アウトソーシングとASP
問2:販売管理システム再構築
問3:物流業務請負に伴うシステム改善
問4:組込みソフトウェアのアーキテクチャと開発体制の見直し

このうち1,2,4を選択。

問1
まずASPがアプリケーション・サービス・プロバイダーで良いのかで悩んだ。
これまでは括弧書きで正式名称が付け加えられていたのだが今回はそれがない。
文脈からアプリケーション・サービス・プロバイダーと判断したが、
まだASPは一般的とはいえないのでやはり注釈は欲しい。

設問1の回答はかなり悩んだ。
アウトソーシングとASP導入の理由を問う設問では
経営改革の方針の観点、業務を運営する観点、システムを運営する観点からの
理由が問われた。
ただしれぞれ2つ挙げる必要がある。
2つ挙げるのに苦労した。
ほとんど無理矢理な感じの回答になってしまった。
設問2,3はオーソドックスな問いだったのでこちらは簡単だった。
ただし漢字が思い出せなくて困った。

問2
設問だけを見ると簡単そうに見えるが意外と手強かった。
問題文の同じ箇所が複数の設問の回答となることはないように作られているのだが、
この問題は何カ所も回答に当てはまってしまう場所があった。
たとえば「修理の受付を受注につなげる機能」と
「修理における苦情を防ぐために利用すべき情報」で、
これの回答ネタは同じパラグラフに書かれているだけでなく入れ替えても成り立ってしまう。
意外と早く解けたが書き直しは多かった。

問4
組込みとあるけれど普通のソフトウェア開発に置き換えて回答可能。
来年度の改訂の準備段階として出題したのかもしれない。
こちらも問1ほどやっかいではなかったが、視点を変えて内容と理由を問う設問があった。
キーワードは「部品化」と判断したので回答に可能な限り盛り込んだ。

<午後II>
3問中1問選択。

問1:労働生産性向上のための新たな業務モデル
問2:業務改革を支援するチェンジマネジメント
問3:システム化全体計画の策定

問3はどう見ても救済の選択肢。
誰もが準備するテーマなのでちゃんとしたものを書かないと合格は不可能なので選択からはずした。
手持ちのネタから見ても問3はちょっと難しい。
で、手持ちのネタでは問1,2両方可能ではあったが、
業務改革の結果、マネジメントが変わったというネタなので問2には微妙にあわないと判断。
結局今回も消去法でテーマを選択する事になってしまった。

業務モデルがテーマなのだが、問題文の業務の見直しという文言に引きずられたのか
業務プロセスの改革になってしまった。
気づいたときには設問イで、量も書いてしまっていた。
描き直しは時間的に無理なので設問アを少々修正した上でアクロバティックな方法をとった。
それは、業務プロセスを先に変更して効果を見せた上で協力を得られ易くし、
業務モデルの変更を行うという手法をとった、という流れに変更するということ。
一応工夫した点としてもアピールはできる。
ただし、業務モデル→業務プロセスという順で手を入れるというのが普通なので、
今回だけの手法、今回の事例では有効だったが他では難しいということを強調のため2回書いた。
吉と出るか凶と出るか。

<まとめ>
意識したのかどうかは分からないが、午前は現制度の集大成の様な感じで
見たことのある設問が多かった。
一方、午後Iは理由を問う設問が過去に比べて多いように感じた。
そのため単なる抜き出しだけでの回答は難しく、
悩むことが多かった。
午後IIの問3は罠ではないかと思うぐらいストレートだった。
逆に問1,2はシステムアナリストを必要とする場面、
あるいはシステムアナリストが直面する場面が多様化していることの現れかもしれない。

さて、来年度からは制度が大きく変わる。
それによって問題がどのように変わるのか楽しみだ。

テーマ : 資格試験 - ジャンル : 就職・お仕事

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